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やりはじめたら、はまるのもよくわかる。
便器の中もよくよく見れば、モヤモヤ模様や流水状の跡が目につく。
これは、水道水中の成分による水垢などの複合汚れ。
酸性洗剤でずいぶん目立たなくはなったが、ハウスクリーナーに指摘されなければ、おそらく水を流すついでにブラシでこするだけだったと思う。
それといつも水をたたえている水封部の境目。
長く手入れをおこたると、輪になって汚れが付着することがあるが、これはバクテリアによるもの。
公衆トイレなどで、この水封部が輪ジミになって定着しているのを見ることがあるが、いったいどれだけ放置しておくと、ああいうふうになるものなのか?ブラシでこするだけで簡単に防げるものなので、トイレ使用のついでに、一日に一回、それが無理ならせめて三日に一回でもブラシをかけるようにしていると、うっすらした輪ジミにもお目にかからないですむ。
もう一カ所、便座と便器の境目。
ここは手が入らない。
案の定、茶色い汚れが幅を利かせている。
以前、ドラッグストアで売っていた専用グッズを買ってみたが、あまりにちゃっちくて力が入らず、まるで役に立たなかった。
「温水便座を外してみますか?」と提案されたが、便座にヒビが入ってきているので、いずれ取り替えるからと目をつぶる。
とりあえずサッシ棒+雑巾のプロ・テク(98ページ)で落ちる範囲のことをしてもらうにとどめる。
実は、ウチではあまり出番のないスチームクリーナーが、リムの部分やこの境目の掃除にはけっこうお役立ちものであることを発見。
ここまで手遅れになる前に、もっとマメに手入れしていればよかったのだろうが、見えるところだって手が回らないのに、ましてや見えないところになど気も回らなければ、そこまでのエネルギーも注ぎにくい。
最近の温水シャワー便座は、ノズル洗浄機能がついているらしいのだが、なんたって十五年も前のウォシュレットである。
ずっと悩みつつ、ついぞ掃除したことのないのがシャワーノズル。
テレビで「はなまるマーケット」を見ていたら、トイレ掃除好きを自任するYさんが、やはりシャワーノズルの掃除はどうしたものかと悩んでいた。
ここにも同志がいたと、思わずニンマリしたものである。
引き出さないと掃除できないし、引き出すと水を浴びることになる0使用説明書には掃除方法も書いてあったのかもしれないが、読んだ記憶がない。
パソコンのように難解な使用説明書は読む気になれず、トイレのように単純な機能の使用説明書は読まずに使いはじめてしまうと思いません?ハウスクリーナーの一人が、解決策を教えてくれた。
一度コンセントを抜いて差し込むと、ノズルは出てくるが、水は噴出しない。
ノズルが適度に伸びたところで、再度コンセントを抜く。
すると、そこでノズルが止まるのである。
それからおもむろに掃除をすればいいというわけ。
十五年分の疑問が1瞬にして解決。
あー、スッキリした!もう一カ所、ロータンクと呼ばれる手洗い兼用貯水タンクの中の掃除というのもお願いしてみた。
入居以来1度も掃除したことのない箇所である。
普通は、掃除しなくてもいいのかもしれない。
でも、ときどき水が流れっぱなしになることがあって、タンクの中に手を突っ込み、止水フロートのチェーンが外れているのを直したりすることがあるのだが、そんな折、中を覗くとすぐにでも蓋を閉めたくなるほど、ヌルッとして、赤サビやら黒ずんだ汚れやらで、見なきゃよかったという状態。
突っ込んだ手も、あちこち触ったところだけ真っ黒になる。
そんな汚いところに溜まっていた水が便器に流れてくると考えれば、タンクの中もきれいにしておくにこしたことはない。
しかし、タンクの上蓋は手洗いを兼ねて吐水口もついているタイプなので、そのまま持ち上げれば外せるというものではない。
こういう面倒なことこそプロの出番である。
タンクの中は結露防止のために発泡スチロールが張ってあるのだそうで、そこはゴシゴシこするわけにはいかないが、それでも、ヌルッとした感触はなくなった。
見える棚板はホコリの粉雪を舞うにまかせ、こんな見えないところの掃除をプロに頼むなんて、マニアックな自己満足というものでしょうか?便器を買い替えるときには、タンクの上蓋が手洗いを兼ねるというタイプは絶対に避けたい。
フラットな蓋ならサッとなでればきれいになるものを、吐水口があるために、フラッシュレバーを押すたびに水が流れ、それが上蓋に舞いおりたホコリと合体して、掃除しにくくしてくれる。
おまけに、この吐水口の先っちょに水垢が堆積して、長く放置しておくと酸性洗剤でも落ちなくなり、削り取るハメになる。
まめにチェックしておくべき箇所である。
便座の取り替えを先送りしているうちに、hOHOからタンクレスでトルネード洗浄のトイレ「ネオレスト」が発売になった。
リムの部分から水が流れるタイプではないので、水垢汚れがつきにくく掃除しやすいこと、手洗い用のロータンクがない分、トイレを広々と使えるというのがうたい文句。
トイレに手洗いがないと不便という場合は、別に手洗い用のシンクを設置しなければならない。
工務店やリフォーム会社のチラシを見ると、発売されたばかりだからか、普通の温水シャワー便座に比べて高いのが難点。
でも、掃除しやすいという点では、買いである。
なお、便座・ロータンクと便器・タンクの手洗い兼用蓋は素材が違うので、洗剤は使い分けること。
とくに酸性洗剤は、便座などのABS樹脂には絶対に付着しないように注意しなければならない。
しかも、酸性洗剤は頻繁に使っているとツヤがなくなるという。
汚れが落ちるからといって、それ一本を過信してはいけないのである。
中性洗剤できれいにできる程度に、日常的な手入れを心がけておきなさいということだ。
サッシはサッシ棒+雑巾で隅々までスッキリまず取れるホコリは乾いているうちに掃除機で吸い取るのが基本である。
ステンレスの窓枠は、塗装用パケとして売られている豚毛のブラシを使って、隅々までブラシを入れるように意識しながらホコリをかき出して掃除機で吸い取らせる。
ホコリが飛び散らないようにブラシの先に掃除機のホースの口を近づけておくのである。
ブラシは化学繊維でなく豚毛にするのは、キズをつける恐れがないからである。
豚毛を束ねている留め具の金属部分には、クラフトテープを巻いてあった。
これもうっかりその部分がぶつかってキズをつけることのないようにという配慮からである。
これが鉄人・N方式である。
流れるような動作に見とれていたが、ここまで丁寧に作業をするハウスクリーナーはいない。
そんな面倒な手順を踏まず、いきなり雑巾で拭く場合が大半である。
ホコリが多いと、雑巾で拭くことによってホコリをなすりつけることになるが、さほどホコリがなければ、雑巾で拭くだけで充分なのだ。
わが家の場合、窓枠はそれほどひどく汚れてはいなかったが、レール部分は土やらホコリやらが溜まって、結露や雨が吹き込むなどしてドロ状になったものが乾いてへばりついていた。
一応、掃除機はかけるのだが、アタッチメントを取り替えても吸い取れない汚れは、「いつかそのうち」ということになる。
ちなみに、サッシのレールはスチームクリーナーをかければ、泥やら土ボコリがきれいに吹き飛ぶ。
でも、飛んだ汚れは拭き取らなければならない。
たまたま「伊東家の食卓」という番組を見て、娘がウラ技を試してくれた。
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